脳血管疾患の作業療法



脳血管疾患の作業療法内容の紹介

今回は簡単に脳血管疾患における、作業療法の内容について記載します。
脳血管疾患については、こちらの記事▷脳梗塞も参考にしてください
また、こちらの記事▷半側空間無視もご参考に。

 
 

訓練内容

本来であれば、急性期・回復期と時期別に訓練内容も変化していく部分もありますが。
今回は紹介のため、訓練を羅列していきます。
たくさんの治療法がありますが、ここに解説するのは専門書を読んでいただければ嬉しいです。
 

訓練の名称等
・固有受容性神経筋促通法:PNF
・神経発達学アプローチ:NDT
・認知運動療法
・課題志向型アプローチ
・CI療法
・ミラー療法
・川平法  etc

治療法については、これ以上に沢山あります。一方で、どの治療法も手技が必要な部分もあります。
選択する幅を広げるには、各手技勉強し、見合ったものを選択できるといいですね。
 
 

治療の原理と効果

促通訓練の原理は、原始的反射の抑制と必要な運動能力を促通していくことです。
治療をすることでの効果は、脳血流の促進脳の可逆性
感覚受容の興奮などが挙げられます。
 
 

脳血流の促進は、運動をすることで代謝が促進され脳の血流が増加します。
脳血流を促進することで、ペナンブラへの血液供給が行われ、ペナンブラの灌流の促進が行われると言われている。
脳の可逆性は、脳が刺激に反応して、シナプス伝達を変化させることを示す。
運動において、シナプスの伝達効率が増加することや、機能していなかったシナプスが機能すること、新たなシナプスが形成されること。を示す。

 

以上のことから、脳梗塞や脳出血において、機能訓練を行うことで機能改善につながると考えられている。

 
 

利き手交換訓練

利き手交換訓練は、患者さんの必要に合わせて計画的に組み込んでいくことが大切です。
特に精神面の配慮をしながら行うことが大切です。利き手交換訓練を取り込んでいく中で、対象者の方が出来ないことから
出来ることへ視点が変化していくことも大切です。

 
 

上肢機能の回復

上肢機能の回復予後予測は近年多くの報告がされています。
特に有名なものの論文から引用し紹介します。

上肢機能の予測
・Brunnstrom:脳梗塞等の発症後は滅多に完全には回復しない。
・服部:発症後1ヶ月以内に全指握りか3ヶ月以内に全指の開きができなければ、廃用手になる。
 
 

このほか、下記の本も参考になります。
脳卒中の予後予測の本として、まとめられて、初めて発売されたものです。


脳卒中機能評価・予後予測マニュアル

まとめ

今回は簡単に脳血管疾患の治療法について記載しました。
次回は詳しく解説していこうと思います。
みなさんも、本や参考書を元に知識を深めてください。
 
 

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