専門作業療法士


専門作業療法士について解説

本日は専門作業療法士について紹介します
専門作業療法士の基礎から、メリット・デメリット等を簡単にまとめてみました。

専門作業療法士は、日本作業療法士協会が定めたものです。(要するに協会の認定資格の一種です)
日本作業療法士協会のを一部抜粋して記載します。

専門作業療法士とは

専門作業療法士制度は、認定作業療法士である者のうち、特定の専門作業療法分野において「高度かつ専門的な作業療法実践能力」を有する者を専門作業療法士として認定する。

日本作業療法士協会

専門作業療法士は次の3つの役割を果たす能力を満たします。
(1) 専門作業療法士分野において、高い見識(物事を見通す優れた判断力)と優れた技術力
(技術の向上・洗練と新しい技術の開発応用能力)によって卓越した作業療法を実践する
ことができる能力
(2) 専門作業療法士分野において、困難な事例に対応できる能力
(3) 認定作業療法士のもつ能力を専門作業療法士分野で応用できる能力。すなわちその能力
とは、作業療法士の実戦能力を向上させるため教育能力、専門家集団を率いて統率・指導
を行う能力、専門知識及び技術の向上並びに開発をはかるために実践の場における研究
活動を行う能力

専門作業療法士の分野とは?

(1) 福祉用具
(2) 認知症
(3) 手外科
(4) 特別支援教育
(5) 高次脳機能障害
(6) 精神科急性期
(7) 摂食嚥下
(8) 訪問
(9) がん:新しく新設
(10) 就労支援:新しく新設

となっています。専門作業療法士取得にあたっては、必ず認定作業療法士の取得が必須となっておりますが、専門作業療法士の講座に関しては入会当初から受けることが可能です。各分野ごとに指定されている要件を満たすことと認定作業療法士を取得することで専門作業療法士が取得できます。

専門作業療法士のメリットは何か

一部の病院では専門を取得することで賃金がアップする(基本給がアップする)等の話を聞くことがあります。ゆえに自身の施設でももしかすると賃金アップにつながるかもしれません。

専門作業療法士のデメリットは何か

デメリットは費用がかかること(分野によっては作業療法士協会以外の学会での発表を求めるものもあります)。費用は自身でもつことが多いため、かなりの出費となります。専門作業療法士を持っていても、診療報酬には反映されないので利益に直接つながりません。
日本作業療法士協会以外の資格では利益につながる資格もあります(リンパ浮腫関係等:今後詳しく解説します)。
ですので、なんのために取得するか明確にする方が良いです。

作業療法士も年々人口が増えてきているので、認定や専門の取得は必要となる時代と考えています。ですが、多くの資格が存在するので自分のメリット・デメリットを考えて取得順序や取得の検討をしていただければ嬉しいです。

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