作業療法士協会:事例登録制度

事例登録制度とは

日本作業療法士協会が主体隣って行っているもので、作業療法士の質の向上を目的としています。(協会員のみ)
主に協会員が閲覧するデータシステム上に報告されるシステムです。具体的には、個々に行ってきた治療を報告するので、治療経過(どの時期に何を行ってきたか、その目的は何か、効果はどうだったか)が示されています。
これは認定作業療法士取得に必須項目となっています。ゆえに、認定作業療法士取得を考えている方は早めに事例登録をすることをお勧めします。

 

事例報告に必要なもの

事例報告はどのような書類が必要なのでしょうか?それは日本作業療法士協会の事例報告制度について記載されておりますが、こちらでわかりやすく説明します。

  • 事例報告書作成の手引き
  • 事例報告登録マニュアル
  • 同意書*
  • 同意説明文書*

*は必ず必須となっており、同意書についてはのちに郵送するため必ず取っておくようにしてください。

 

事例報告について

事例報告の必須条件が対象者の方の同意が必要です。ですので、きちんと説明文書に基づいて説明を行い質問された場合も適宜答えなければなりません。個人的に留意している点が一つあります。近年、書類の同意について、対象者の理解力を問われることがあります。(近年医師の分野で同意が厳しくなりつつあります)そのため、高齢者の場合や理解力の低下、小児であると本人の同意に加えて保護者や代理人のサインを記載しておくと良いと思います。

 

事例報告の作成について

事例報告の作成については、吉備国際大学の京極先生がブログに記載しております。
京極真先生のブログ▷▷京極真の研究室

*個人的な事例報告の作成ポイントは、報告する目的を明確にしてそれに基づいて記載することと基づいた評価を行う事が大切だと思います。

 

事例報告:オンライン画面について

事例報告は、事例報告の手引きに書いてある通りオンラインで登録しなければなりません。
オンラインの画面は15分以上経過するとNGのため、あらかじめ文章を作成しペーストすると良いでしょう。
文章の登録が完了すると、次に同意書の添付が必要となります。PDFにするのですが容量が大きいと添付できないので予めチェックとデータ容量の修正をしておくと良いです。

 

事例登録までの期間は?

事例登録が全て完了すると(文章登録と同意書の登録)査読が始まりますが、近年査読されるまでに時間がかかります。
長いと3ヶ月〜4ヶ月程度、短いと1ヶ月程度かかり査読中となり、査読の結果が1−2ヶ月ほどかかる事があります。
特にMTDLPは審査が時間がかかる状況で、半年待つ場合もあります。
早めに認定作業療法士を取得したいと考えている方は、早めに事例登録を行うと良いです。

 

事例報告の査読結果について

事例登録の査読ですが、大概の作業療法士は査読結果が不合格となる事が多いです。
不合格の結果で落ち込む方も多いと思いますが、ほぼ不合格が多いのであまり気にせず修正を行った方が良いです。
査読に通るコツは、事実のみひたすら記載する事と、誰が読んでもわかる文章で記載すること。
こちらの2点を気をつけ書くことである程度合格の道には近づけると思います。

 

まとめ

今回は日本作業療法士協会の事例報告制度について紹介しました。日本作業療法士協会の査読は大概不合格が多いのであまり落ち込まずに取り組んでください。
書き方については京極真先生のブログも参考に記載されると良いと思いますが、事例報告制度は協会や学会によっても報告形式が多少異なります。
類似例や記載方法を真似することが大切です。

 

 

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