呼吸機能について①

呼吸機能について

本日は呼吸機能について紹介します。
呼吸はガス交換を行なう肺と胸郭の総合的な働きで行われています。

 

 

 

肺について

肺は気管から左右の気管支に分岐して、分岐を繰り返し終末細気管支となる。
右肺は3個、左肺は2個の肺葉があり、左は心臓があるため2個となっています。
気管から気管支、細気管支、終末細気管支、呼吸細気管支、肺胞管、肺胞嚢となります。
肺胞嚢は肺胞に覆われ、肺胞の断面は蜂の巣状の構造をしています。また肺胞上皮細胞からサーファクタント(界面活性物質)が分泌され表面張力は低く抑えられています。
肺胞は約5億あり、肺胞径は約1/3mmで内部の容積は4L程である。総表面積は85㎡です。

 

 

 

気管について

気管は左右主気管支に2分岐し、葉気管支・区域気管支へと分岐する。
気管から終末細気管支までを伝導気管支と呼び、これは150mLの解剖学的死腔となります。
終末細気管支は呼吸細気管支、肺胞管、肺胞嚢となりますが、こちらは呼吸領域と呼ばれます。
吸気は終末細気管支まで塊となる事をbulk flowと呼びます。そして、ガス交換の主体は呼吸領域で行われています。
気管はC6下縁の高さで始まり、左右に分岐します。気管分岐部における左右の主気管支のなす角度は約70度。
主気管支が気管長軸の延長線と成す角度は右25度(20-40度)、左45度(40-60度)です。よって、気管異物などは右気管支に落ち込みやすくなっています。

 

  • 気管の内径:成人16.5mm、乳幼児9.4-10.8mm、新生児5mm程
  • 気管の長さ:成人10-12cm、乳幼児4.5-5cm、新生児4cm
  • 門歯から気管分岐部までの長さ:成人男性26cm、成人女性23cm、乳幼児10cm

 

まとめ

本日はここまで。また次回臨床にむけた解剖学や基礎と応用を記載します。
苦手とする呼吸の領域ですが、呼吸器疾患も多いので是非覚えましょう!

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です